最近肩がこってつらいんだ。いい運動ないかな。
肩こりで頭痛もするし、どうにかならないかしら。
肩こりに悩まされている人は多いのではないでしょうか。
私も学生の頃は肩がこりやすく、ひどくなると気分が悪くなり頭痛がするほどでした。
しかし、作業療法士として身体の勉強をして、肩こりの原因を学び、肩こりが解消するストレッチや運動を知り、実践することで肩こりに悩まされることがなくなりました。
この記事では、作業療法士である私自身の肩こりにも有効であった、肩こり解消ストレッチと運動を紹介していきます。
この記事を読めば、肩こりが解消する方法がわかり、実践することで肩こりが解消されるのではないでしょうか。
それでは、さっそくお読みください。
肩こりの原因は、肩の筋肉の疲労と血流低下
肩こりの原因は、僧帽筋(そうぼうきん)という肩の筋肉の疲労と血流低下です。
僧帽筋とは、自分の首筋〜肩を触ったときに触れることができる筋肉です。(写真の赤い部分)
写真からわかるように、首筋・首の後ろから肩・背中にかけてある幅広い筋肉が僧帽筋です。
首や肩にずっと力が入ったままの姿勢での作業や、パソコンなど同じ姿勢での長時間作業により、筋肉の疲労や血流が低下します。
また、運動不足や冷やしすぎも血流低下に繋がります。
肩こりを解消するには、疲労と血流低下でかたくなった僧帽筋を、ストレッチを運動でやわらかくする必要があります。
肩こり解消〜ストレッチ〜
首筋ストレッチ
- 首を前後に倒す。前後5秒ずつ、3セット行いましょう。
- 首を前後に倒す。前後5秒ずつ、3セット行いましょう。
※余裕がある人は、写真のように自身の手を添えながら負荷をかけて僧帽筋(赤い部分)をストレッチするとさらに効果的です。
ストレッチは自分の「気持ちいいな〜」と思うところでキープすると良いですね。
肩こり解消〜運動〜
肩すくめ運動
- 両肩に力を入れて肩をすくめる。5秒キープしましょう。
- 一気に肩の力を抜く。重力にまかせてストンを肩を下ろす感じです。
- これを3セット繰り返します。
肩まわし運動
- 肩に軽く手を置いて、大きくゆっくりと肩をまわす。10回行いましょう。
- 反対回しもする。10回行いましょう。
肩や腕だけでなく、肩甲骨(けんこうこつ)を中心に動かすイメージで大きく行いましょう。
ストレッチも運動も、肩こりの症状が軽くなったり、なくなった後も毎日継続して行いましょう。
そうすることで、肩こりしにくくなっていきます。
ストレッチも運動も、
お風呂上がりなど体が温まっている時に行うと、さらに効果的でおすすめです!
まとめ:日頃から続けて肩こりしらずに
ここまでをまとめます。
- 肩こりの原因は、僧帽筋という肩の筋肉の疲労と血流低下
- 肩こり解消ストレッチと運動は、体が温まっている時に行うとさらに効果的
- 肩こり解消ストレッチと運動は、毎日継続することが大切
私自身も、肩こりがなくなったあともこの運動を毎日行いました。
すべてのメニューが行えない日もあったり、回数を減らして行った日もありますが、できる範囲で続けています。
肩こりが軽くなった、肩こりが解消したという人が一人でも増えたら嬉しいです。
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