最近、物忘れがひどくなってきて。このままだと認知症になるのではと心配なんだ。
認知症を予防するために家で出来ることって何かあるかしら?
こういった悩みに対して、簡単に家でもできる認知症予防対策を解説していきます。
加齢に伴い、自分や家族の認知症の心配をする人も多いのではないでしょうか。
認知症にならないために、なっても進行しにくくするために、どのようなことをしたらいいのでしょうか。
この記事では、自宅でも簡単に行える認知症を予防するための活動を解説していきます。
この記事を読めば、自宅でもすぐに認知症予防対策が行えます。
それでは、さっそくお読みください。
体力低下や不眠を防ぐために、ラジオ体操や散歩などの適度な運動
年齢を重ねると運動不足になりがちです。運動する機会が減ると、体力や筋力も低下していきます。
体力や筋力が低下してくると、外に出ることが億劫になり家に引きこもりやすくなります。
家にいる時間が長くなると、日中に昼寝してしまい、夜眠れなくなります。
そうなると、また翌日の昼間に寝てしまう。という負の循環に陥ってしまいます。
夜間の不眠や昼夜逆転の生活が認知症の原因となりやすく、これを予防するためには、日中にしっかりと体を動かして体力を低下させないことが大切です。
昼間にしっかりと体を動かすと、夜もぐっすり眠れるようになります。
そこで、簡単に取り入れられるオススメする運動が、ラジオ体操と散歩です。
ラジオ体操のおすすめポイント
- 体中の関節や筋肉を動かすので、全身運動になる
- 座ってでも出来るので、無理なく行える
- 動画やDVDでも紹介されているので、いつでも行える
散歩のおすすめポイント
- 距離を短くしたり長くしたりできるので、体調に合わせて無理なく行える
- 景色を眺めたり、植物の匂いをかいだり、鳥のさえずりを聞いたりすることができるので、五感を刺激しながら季節感を感じられる
- 家から出ることで開放感を味わえるので、気分転換になる
- 近所の人に会ったり、すれ違う人と挨拶をしたりコミュニケーションの場にもなる
どちらもすぐに取り入れることができて、
その日の体調に合わせて無理なく行えるところがいいですね。
脳機能を活性化させるために、クロスワードや数独などの脳トレや日記
脳機能を活性化させる活動とは、読書や手工芸、パソコン作業、趣味や家事などいろいろあります。
このような活動は、複数のことを同時に考える必要があるため、脳の機能を多く使います。
脳の機能を多く使うことは、認知症の予防に繋がります。
また、「楽しめる活動」というのも重要です。
そこで、簡単に取り入れられるオススメする活動が、クロスワードや数独などの脳トレや、日記です。
クロスワードや数独のおすすめポイント
- 新聞にも載っていたり、雑誌を書店でも買えるため、手軽に始められる
- ルールが簡単で、専用雑誌ではレベルも選ぶことができて、取り組みやすい
- 途中で中断もできる
- 完成させると達成感があり、楽しみにつながる
日記のおすすめポイント
- 記憶力の向上に繋がる
- ノートと鉛筆があれば始められる
- 一言日記や、食べた物を思い出して書くだけでもよく、取り組みやすく続けやすい
- 過去に書いた日記を読み返すことができるので、書き続ける楽しみができる
どちらも、楽しみながら自分のペースで行えるところがいいですね。
生活リズムを整えるために、十分な睡眠と食事
脳や身体の状態を良好に保つことも、認知症の予防には大切です。
疲れていたり、低栄養の状態になっていると、脳も身体も十分に機能することができません。
脳や身体の状態を良好に保つには、3食しっかりと食べて、夜はしっかりと眠り、生活リズムを整えることが大事です。
生活リズムを整え、規則正しい生活を送ることは認知症の予防に重要です。
まとめ:運動と脳トレを同時に行うのも効果的
ここまでをまとめます。
- 体力低下や不眠を防ぐために、ラジオ体操や散歩などの適度な運動
- 脳機能を活性化させるために、クロスワードや数独などの脳トレや日記
- 生活リズムを整えるために、十分な睡眠と食事
認知症の予防には、適度な運動と脳トレと規則正しい生活が大切で、それらを別々に解説してきました。
もちろん、適度な運動と脳トレを同時に行うことも効果的です。
例えば、「散歩をしながら、昨日の晩ごはんに何を食べたか思い出す」とか、「ラジオ体操をしながら、一人しりとりをする」などです。
身体と脳を同時に活性化させることで、さらなる認知症予防に繋がります。
日中は楽しみながら脳と身体を使い、夜はしっかり眠り、規則正しい生活を心がけましょう。
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