薬の飲み忘れをなくす方法

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薬の飲み忘れをなくす3つのこつ アイキャッチ 道具

毎日、朝昼夕とたくさん飲む薬があって管理が大変。

朝の薬を飲んだか忘れることもあって困るんだ。

こういった悩みに対して、薬の飲み忘れをなくす方法を紹介します。

年を重ねるにつれて、飲む薬が増えて管理が大変だなと感じる人は多いのではないでしょうか。

入院中は看護師さんが管理・チェックしてくれるので飲み忘れもないと思いますが、自宅に戻ってからは自身で管理することになります。

この記事では、薬の飲み忘れをなくす方法を紹介します。

この記事を読めば、薬の管理が楽になり、飲み忘れをなくせるようになります。

それでは、さっそくお読みください。

薬はできるだけ一包化を

一包化とは、飲むタイミングが同じ薬を一つの袋にいれ、まとめることです。

一包化のメリットは、飲み忘れをなくすだけではなく、

①飲み過ぎなどの飲み間違いや、薬の紛失対策にも有効

②シートからプチプチと薬を出す必要がないので、飲みやすい

ということがあります。

朝夕は4種類飲むけど、昼は2種類飲むなど、1日の中でもタイミングによって飲む薬の種類や数が変わるのは本当に管理が大変です。

薬をシートからプチプチ出す動作も、指先の細かい動作になりますので、種類が多ければ多いほど大変になります。

指先の力が弱い、細かい動きが苦手、薬の副作用で指先が震えてしまうなど、原因は様々ですが、うまく出せない・出せたとしても落としてしまうという場面に、たくさん遭遇してきました。また、一包化した袋は、はさみを使わずに開けやすい袋なのも良いですね。

一包化にしたい場合は、医師・薬剤師さんに一度相談してみてください。希望によって、名前や日付や飲むタイミングを袋に印字も可能なようなので、管理が楽になります。

1週間分を曜日・朝昼夕に分け、目立つ場所に置く

毎日飲む薬は、1週間単位で管理することをおすすめします。

日曜〜土曜日までの曜日ごとに分けるだけでもいいですが、おすすめは更に、朝昼夕など飲むタイミングごとに分けることです。

仕分けは細かくなりますが、飲んだところは空になりますので、飲み忘れの確認がしやすくなります。

家にあるケースや箱を仕切り、曜日やタイミングのラベルを貼って手作りの薬箱を作ってもいいですし、最近は薬局や量販店、インターネットでも、すぐに使えるお薬ケースを買うことができます。

ケースではなく、カレンダーのように壁にかけて使えるお薬カレンダーもあります。

お薬ケースのメリット・デメリット

メリットは「卓上にも置くことができて、食事の後にすぐ飲め、飲み忘れをすぐ確認できる事」、デメリットは「置く場所が必要な事」が挙げられます。

お薬カレンダーのメリット・デメリット

メリットは「壁にかけられるので、置く場所をとらない事」、デメリットは「カレンダーの上の方のポケットに入っている薬を取るときは、腕を高くあげる必要がある事」が挙げられます。肩が痛くて腕があげられない人は、カレンダーの位置を低くするなどの工夫が必要になります。

ケースでもカレンダーでも、目立つ場所に設置して、飲み忘れをすぐに確認できるようにすることが大切です。

声に出して指差し確認を

覚えておきたい行動を、声を出して行うと、その行動を頭に残しておきやすくなります。声に出すことで、自分が覚えやすい形に情報が置き換わり、記憶に残りやすくなるのです。

また、声に出すことに加えて、指差しをしながら行動を確認するとより記憶に残りやすくなります。声だけでなく手や腕を動かすことで脳が活性化されて、行動に注意を向けることができ、さらに記憶に残りやすくなります。

お薬ケースやカレンダーを指差しをしながら、「今から朝の薬を飲む」や「今、昼の薬を飲んだ」など声に出してみましょう。

まとめ:簡単に目で見てわかりやすくすることが大事

ここまでをまとめます。

  • 薬はできるだけ一包化を
  • 1週間分を曜日・朝昼夕に分け、目立つ場所に置く
  • 声に出して指差し確認を

薬を飲み忘れたり、飲み間違えたりすることはとても危険なことです。

「あれ、そいえば今朝の薬は飲んだかな?」と考える時、毎日のことなのでついつい「昨日の事だったかな?今朝の事だったかな?」と迷ってしまうこともあります。

このような事をなくすために、薬の管理は、飲み忘れがないかを簡単に目で見てわかりやすくすることが大事になります。

家族がいる場合は、家族に「今日薬飲んだ?」と声をかけてもらったり、ご夫婦で薬を飲んでいる場合は、お互いに確認しあうのも良いですね。

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